シークエンス

シー・クエンス
仕事ものがたり

写真

地域に伝承される話を、未来につなげるということ

宅地開発を生業としているシー・クエンスは、新しく手掛けることになった土地とはしっかりと会話をして、次の持ち主へと渡していきたいと考えている。会話する、というのは、実際に土地の土をさわってみる、掘ってみる、土を舐めてみるということからはじまり、その土地にどんな風が吹くのか、どんな風景が朝夕で変化を見せるのか、そしてそこに伝え継がれる物語はあるか、といったところまで調査し、肌で感じるものを記憶してくるのである。こうすることで、土地への理解を深めることになり、新しくそこに住まうことになった家族が描く物語をも想像することができるからだ。

特に地域に伝わるいろいろな話、言い伝えなどは、きちんと未来へと繋がなければいけない。ネット社会となって久しく、生きた言葉を直接耳にすることが少なくなった現代だからこそ、おじいちゃんやおばあちゃんが話す昔話を聞き、そこにどんな意味があるのかを、後世に伝えることも、わたしたちの役目のひとつだと思っている。