若苗の意識を、
いつまでも。

シー・クエンス株式会社の創業は2010年。種を蒔き、太陽と土と水の恵みを得て、今やっと若い芽を地面に出し始めた頃でしょうか。シー・クエンスの種となったのは、一人の少女が願いを込めた七夕の短冊がきっかけでした（※詳しくはシー・クエンス仕事ものがたりをご覧ください）。

納得できる宅地に出会えていない家族は、愛知県を例にすると年間で1万世帯もあるというのです。それならば、宅地や住まいを熱望する人々のために、大地と向き合って、宅地をととのえる会社を作りたい、そんな願いで宅地造成を主な事業柱に会社をスタートさせました。ところが、創業者は金融畑を歩んできたこともあり、宅地造成業界の常識を持っていませんでした。

しかしその常識を知らないということが、既成概念を破る発想となって、今までにない事業スタイルを作ることができたのかもしれません。もしもそれが新たな主脈を創出しているのだとしたら、それは無心がゆえの怪我の功名だったともいえるでしょう。宅地造成の業界では新参者であるという事実を背景に、いつまでも若苗の初心のまま、可能性の模索と深い洞察を重ねていきたいと思っています。