文化という言葉の語源をご存知だろうか。英語で文化のことは「カルチャー(culture)」で、同じく英語で土地を耕すことを「カルティヴェイト(cultivate)」という。調べてみたら、どちらも大地を耕すという意味のラテン語「colore」がその源なのだとか。つまり、“土地を耕すこと”と“文化”は同じルーツを持つ言葉なのだ。

シー・クエンスの事業は、土地を耕して、新しい家族が住むための宅地として造成すること。新しくそこに住む家族の方々は、そこで新たな人生の喜びを創り上げていく。そして、やがてその土地の、その家族の、文化が生まれていくのである。つまり、文化の基礎を作っているのが、シー・クエンスの事業だと言ってもいいと思う。

文化とは、伝統や格式に守られたものだけではなく、毎日の営みの中にこそ、ささやかに発見され、すこやかに醸成されていくものであるはず。シー・クエンスが、その一端を担うことができているのだとしたら、この上ない喜びである。