シークエンス

シー・クエンス
仕事ものがたり

写真

毎年同じスタートで、前年よりももっと高い志を

年のはじめに、藤井は毎年同じことをする。伊勢神宮に参拝し、外宮からの瀧祭様に神様への取次をお願いし、内宮本殿で、無事に健康で過ごせた事へのお礼をする。荒祭様に社業発展のお願いをして、最後に天照大神の大好物、鮑をいただく。感謝の気持ちから一年をスタートさせるのである。これは会社を興してからずっと変わらぬこと。そして前年よりももっと高く志を持って、社業に挑むことを自身に言い聞かせる。

2023年、令和5年が明けて半月がたった。この半月で一体なにができただろうか。藤井は、いま一度、振り返っている。時は、富める人にもそうでない人にも、すべての人に24時間365日が等しく与えられるのだから「時間がない」というのは言い訳にはならない。新たに始める事業のことや、会社の組織づくりなど、藤井の頭の中にはアイデアがいっぱい詰まっている。気が早いかもしれないが、来春の伊勢神宮でたくさんの報告ができるように、365日を精一杯動きたいと考えている。