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雛祭りは女性が主役、活躍する女性のライブコンサートがあります

畳と女房は新しい方がいい、などという言葉がある。畳はまだしも、女性は若い方が魅力的であるともとれる言葉であり、藤井はこれにはまったく同意しない。女性に限らず、人間は誰も年齢を重ねて経験を積んだ者にしか現れない魅力がある。人生の酸いも甘いも嚙み分けてきたからこそ、含蓄のある考え方ができるのだろうし、ビジネスもプライベートもより充実した時間を過ごせるはずである。そんな感性で人と接しているからか、藤井の周りには“今こそ人生のベスト”とばかりに輝き続ける友人の女性が数多くいる。彼女らは、年齢こそ重ねているが、知性・感性がすぐれ、そして体力も行動力も若々しい人ばかりである。ひょんなことがきっかけで、その彼女たちが歌を披露する場面に遭遇した藤井。彼女たちが全身で楽しみながら歌う姿を見て、あることを思いつく。

それが3月3日の雛祭りに女性だけでライブコンサートを開催するというアイデアだった。年齢を隠すことなく、自然体で人生を楽しむ彼女たちを、何かの形で記録し、残したいという一友人としての思いからである。ジェンダーフリーの時代に逆らって、フェミニズムを声高に叫ぶつもりはまったくないが、雛祭りに有志で集まる女性が主役のライブがあってもいいのではないだろうか。何を隠そう、藤井がいちばん彼女たちから刺激を受けているのかもしれない。もしもライブにご興味がある方は、ご一報ください。