年末年始には、片岡愛之助さん主演『西遊記』が名古屋・御園座で、すぐに東京・明治座に移って公演がなされている。実は片岡愛之助さんご夫妻とは知己の機を得て以来のお付き合いを続けており、御園座では友人たちを誘って大勢で鑑賞させていただいた。演出が映画監督であり名古屋市出身の堤幸彦さんということもあり、映像で魅せる面白さを舞台に投入し、実に面白い仕上がりになっていた。藤井は、常日頃から日本の文化こそ日本のこれからの未来を支えていくと言っているが、こうした舞台公演を地道に開催している芸能人や歌舞伎役者さんたちのことを応援するのも、日本文化をもっと誇っていけるようにしたいからである。

そこで、そんな思いを片岡愛之助さんご夫妻にも話してみたところ、今秋をめどに名古屋でともに新しいプロジェクトを始めよう！ということで盛り上がった。まだ詳細はお伝えできないのが残念ではあるが、ぜひ期待していただきたい。まずは自分の周りから、文化でまちを高める活動を行っていきたいのである。