シー・クエンス
仕事ものがたり
大府市北崎町であたらしい家族物語
大府市北崎町に全5画の宅地造成が完成した。北崎町とは、旧村名の北尾(きたお)と近崎(ちがさき)が合併してできた地名。北尾とは、村の北側に梨ノ木山、鶴根山、高根山などの尾根が続いていたことに由来していた。一方の近崎は、衣が浦が湾入しており、神明社のあたりが岬になっていたことからこの名がつけられたのだそう。この近崎は、南知多の師崎・半田の亀崎と並び、知多の三岬と呼ばれており、日本書紀にも登場しているという説があるほど、昔から注目されることが多い地域なのである。
今回この物件の造成をおこなうにあたり、シー・クエンスが細心の注意と工夫を重ねたことがある。新幹線の線路と隣接した場所なのである。住む人にとっては騒音が必ず気に掛かるはず。宅地造成の段階ですこしでも騒音を低減させることはできないだろうか。専門家からアドバイスをもらいながら、騒音の課題を解決する方法を探り、研究し、造成にあたった。騒音問題にチャレンジしたことは、シー・クエンスにとって大きな財産となるはずである。わたしたちは、土地と一緒に成長し、歩みをともにしているのである。