今年も七夕がやってくる。
毎年この季節じなると、シー・クエンスの仕事マインドは、創業当時の初心に還る。このコラムでも毎年のように書いている、ゆみちゃんの短冊を思い出すのである。すっかり成人しているはずのゆみちゃんは、大好きなおばあちゃんと今でも仲良く暮らしているだろうか。それとももうすでに結婚しているかもしれない。いや、その前に、ゆみちゃんは、大好きなおばあちゃんと一緒に暮らせる家と巡り合えたのだろうか。ゆみちゃんのご両親は、希望の住宅を実現することができたのだろうか。

顔も知らず、会ったことはもちろんない、1人の少女。シー・クエンスが社会貢献するためにいつも掲げているのは、たった1人の少女の願いをかなえることから始まる。家族が心地よく暮らせる家を無理なく購入できる価格帯で実現させ、幸せな家族の新しい1ページを作るお手伝いを陰ながらしていきたいという思い。初心に戻ることができるのは、ゆみちゃんのおかげなのである。